大会レポート [ report ]

2021事業活動報告

【2021年度 事業活動 概要】

「2021ロボットアイデア甲子園」は、全国20か所のロボットセンターで地方予選を行う予定で計画を進め、各センター地域の新型コロナウイルス感染症の状況に応じ、中止・延期などを経て、最終的には16センターにて地方予選を実施いたしました。

地方予選を勝ち抜いた代表者、各センター1名、または2名(参加者が100名を超えた場合には上位2名を代表に選出)による産業用ロボットのアイデアの発表コンテスト全国大会を行い、最優秀賞他各賞の選定を行う予定で進めておりましたが、開催準備の段階で、新型コロナウイルス感染症の新規感染者急増によるまん延防止重点措置が各地に適用され、開催会場の東京ビッグサイトのある東京都も適用範囲となりましたため、全国大会の開催を中止とさせていただきました。


地方予選会は、高校生・高専生等を対象とし、2021年7月〜2022年3月にかけ、全国16センターにおいて『ロボットって何?セミナー&見学会』および『アイデア発表会』を開催しました。一部、発表会が開催できず、表彰式に変更したセンターと、年度をまたぎ日程を調整したセンターもありました。


セミナー・見学会では、各ロボットセンターに設置されている産業用ロボットによる作業デモンストレーションの見学と産業用ロボットの歴史、構造、制御、現在の実用途等の講義を受講。その後、今後産業用ロボットはどのような進歩をするべきか?などを予想、新用途等のアイデアをレポートにまとめてもらい、後日発表会を実施し、各センターの審査委員会により、創造性、社会性、実現性、市場性、アピール性、表現性の各面から採点が行われ、地方大会最優秀賞等、代表を選定しました。


全国大会では、この予選会代表者19名へ「2021年度ロボットアイデア甲子園全国大会優秀賞」を授与しました。年度をまたいで代表決定準備をしているセンターへは、決定後に授与いたします。

 

【実施内容】

全国大会を開催できなかったため、参加予定であった各地方大会の代表者へ「2021年度ロボットアイデア甲子園全国大会優秀賞」を授与し、それぞれ本人と学校へ向けて賞状と、記念のトロフィー及び、ロボットメーカーより協賛いただいたロボットフィギュアを副賞として各2体を贈呈いたしました。


2021年度の地方大会開催16センターより、19名(1センターにおいて上位1名の選出だが、100名を超える参加者の場合上位2名を選出する)へ授与しました。ただし、地方大会発表会の開催を保留としているセンター1か所へは、年度をまたいで開催予定の発表会後、代表者が決定してから授与するものとしています。

 

【受賞者・アイデア一覧】

【授与した賞】
受賞者へは、学校及び本人へ「2021年度ロボットアイデア甲子園全国大会 優秀賞」の賞状と、記念のトロフィー(写真)及び、副賞のロボットフィギュア各2体を贈呈した。

受賞者全員に贈ったトロフィー

 

【地方大会】

地方大会実施スケジュール