大会レポート [ report ]

2019地方大会レポート

兵庫大会 (髙丸工業)

7月30日(火)「髙丸工業 RTC兵庫(兵庫県西宮市)」

トップを切って地方大会をスタートさせたのは、ロボットアイデア甲子園の生みの親とも言える髙丸工業です。尼崎で12年も前からこの取組みを始めていたパイオニアです。ロボットテクニカルセンター(RTC)兵庫というロボットセンターを併設した工場に、4校31名の高校生たちが集まり、黄色いヘルメットを被って、迫力ある産業用ロボットの動きを見て回り、随所で驚きの表情を見せていました。「面白かった人?」の質問へほぼ全員手が上がり、その後も熱心にレポートを書き上げていました。兵庫大会は約1ヵ月後の8月27日(火)に尼崎商工会議所で発表会を開催し、全国大会出場者1名を決定しています。

 

 

兵庫大会発表会 (髙丸工業)

8月27日(土)

地方大会発表会スタートは、尼崎市の尼崎商工会議所ビルにて行われた兵庫大会です。会場には取材も含め40名ほどが集まり、セミナー&見学会の提出レポートから選出された6名が約8分間のプレゼンテーションを行いました。事前にパワーポイントを作成し審査員の前でプレゼンテーションするのは緊張するだろうと思いきや、みな堂々と発表していました。ちょうどNHK神戸放送局が取材に来ていて、尼崎市長賞を受賞した岩田さんのインタビューが夕方のローカルニュースで放映されました。このアイデアで全国大会優勝を目指します!!

 

 

岐阜大会 (田口鉄工所)

8月31日(土)「田口鉄工所 RTC東海(岐阜県大垣市)」

夏休みも終わりの土曜日に、岐阜県大垣市の田口鉄工所のRTC東海でセミナーが開催されました。2校から29名が参加し、セミナールームにぎっしりと集まりました。工場内をめぐりながら、学生さんたちは間近に産業用ロボットの動きを見学し、また動画では実際の工場の現場で活躍するロボットを見て驚いた様子でした。その後は、ロボットのミニチュアを手に取りアチコチを動かしながら楽しそうにレポートを書いていました。ロボットのネーミングに悩んでなかなか書き終わらない学生さんもいました。大垣大会は9月28日(土)大垣市ソフトピアジャパンにて、ロボカップジュニアおおがきオープンと同時開催で発表会を開催し、全国大会出場者を決定しています。

 

 

岐阜大会発表会 (田口鉄工所)

9月28日(土)

岐阜県大垣市のソフトピアジャパンで開催の「ロボカップジュニアおおがきオープン」と同時開催した岐阜大会の発表会です。大垣市のマスコット「おがっきぃ&おあむちゃん」も登場しました。セミナー&見学会に参加した2校の工業高校の学生から7名が選出され審査委員の前で堂々と行った、広いセミナーホールの大きなスクリーンでのプレゼンテーションは迫力がありました。審査の結果、優勝の大垣市長賞を獲得した布施さんが、全国大会へ進出します!

 

 

静岡大会 (三明機工)

9月21日(土)「三明機工 VRセンター(静岡県静岡市)」

静岡県では3会場でセミナーを開催し、発表会は合同で静岡大会として開催いたします。静岡でのトップバッターは三明機工です。地域の高校とインターンシップ受入等の交流を続けている成果もあり、2校より67名の大人数が参加しました。セミナー会場にこれだけの高校生が並ぶと圧巻です。産業用ロボットを見学し、エンジニアの指導でティーチングペンダントを操作する体験もありました。ロボットが指示通りに動いたら感動してニコニコと楽しそうに操作していました。発表会は、静岡県内の2会場と合同で11月30日(土)に、静岡県コンベンションツアーセンター「グランシップ」で開催予定です。3会場からの発表者が集まって、盛大な発表会になることでしょう。

 

 

静岡大会 (ヤナギハラメカックス)

9月28日(土)「ヤナギハラメカックス ロボティクス支援センター(静岡県榛原郡)」

静岡県で次にセミナーを開催したのは、ヤナギハラメカックスのロボティクス支援センターです。3校から19名の学生さんが参加しました。初めて産業用ロボットを目にする学生さんも多く、実際に動いているロボットを目にした学生さんからは驚きの声が上がっていました。レポート作成の際には、サプライズで引率の先生がたにもレポートを記入して頂きましたが、そのおかげもあって非常に和やかな雰囲気になりました。
 静岡の県大会は11月30日(土)のグランシップ大会ですが、当会場からもユニークで優秀なアイデアを考え出した学生さんを代表として選出していますので、ぜひとも県大会を勝ち抜いて全国大会へ進出してもらいたいです。

 

 

静岡大会 (日本設計工業)

10月20日(日)「日本設計工業 技術ターミナル(静岡県浜松市)」

静岡県の最後のセミナーは日本設計工業です。当初の開催予定日を、台風19号対策で急遽変更しましたが、3校から29名が参加しました。学生さんたちはみな熱心で、ロボットのデモを見学すると『もし人に当ってしまっても大丈夫ですか?』などの質問が飛び交い、色々な角度からロボットを覗き込む様子がみられました。ドローンやミニロボット等、身近なロボット体験もしてもらうことができました。その結果、アイデアも色々ユニークなものや、身近な課題を解決する画期的なものが飛び出しました。学生さんからは「親の仕事を手伝うロボットがあるといい」など印象的な感想や、引率の先生からも「高校生から産業用ロボットに触れる貴重な体験ができました。」とご意見がありました。

 

 

静岡大会発表会 (三明機工、日本設計工業、ヤナギハラメカックス)

11月30日(土)


静岡県内では静岡市、浜松市、榛原郡の3会場でセミナー&見学会が開催され、各会場の代表者数名ずつが発表を行う県大会が静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」で開催されました。快晴に恵まれたこの日、会場の交流ホールには250名の来場者が集まり、盛大な発表会となりました。開催前から注目度が高く、新聞社やテレビ局の取材も入りました。また、当日は多くの協賛企業の紹介コーナーを設け、多くの方に発表者のプレゼンテーションを見学していただきました。  静岡では、3会場合同の発表会となりましたが、各会場の大変多くの学生の参加者から発表会へ進んだ経緯がありました。そのため、上位4名が全国大会に出場します。審査の結果、最優秀賞(県経済産業部長賞)山﨑さん、優秀賞(静岡新聞社・静岡放送賞)沖さん、優秀賞(県工業高校校長会会長賞)佐藤さん、特別賞広瀬さん、の4名が全国大会を目指すことになりました。静岡地域では、国際ロボット展を見学するツアーも計画し、静岡代表を応援する予定です。

 

 

熊本大会 (シナジーシステム)

10月26日(土)「シナジーシステム ロボット展示・活用センター(熊本県菊池市)」

熊本のシナジーシステムでは7月にオープンしたばかりのロボット展示・活用センターで開催いたしました。やはり台風19号対策で急遽日程の変更を決定しましたが、地域の別のイベントが重なっており、参加者は1校から学生さん6名でした。しかし、全員の保護者の方々も、ロボット操作体験からアイデアレポート作成までを皆さんご一緒に参加していただき、とても和気藹々としたセミナーとなりました。このようなイベントを九州地域でも開催できた事は、来年度に繋がっていくと信じています。発表会は11月16日(土)に、菊池市生涯学習センターKiCROSSで開催しました。発表会はもちろん全員参加でした。全国大会進出者1名が決まっています。

 

 

熊本大会発表会 (シナジーシステム)

11月16日(土)

熊本県の菊池市生涯学習センター「KiCROSS」大研修室で、熊本大会発表会が開催されました。台風の影響や他の行事との日程重なりなどで参加人数が少なかったため、ロボット活用・展示センターのセミナー&見学会に参加した6名全員が発表会に進みました。保護者の方々にもアイデア発表をしていただくなど、アットホームな発表会となりました。5名の審査員も熱心に発表に聞き入り、審査にあたっていただきました。最終的に山根さんが最優秀賞(菊池市長賞)に選ばれ、熊本代表として全国大会に臨みます!

 

 

大阪大会 (HCI)

10月26日(土)「HCI ROBOT CENTER(大阪府泉大津市)」

大阪の泉大津市のHCIでは、昨年オープンしたHCI ROBOT CENTERで開催しました。会場に集まったのは6校39名。社長自ら駅前でビラを配って周知活動を行いました。参加の学生さんからは「テレビで見るより迫力」「技術の進化に驚きと感動」「ワクワクする体験」と素直な感想が飛び出し、引率の先生も大変熱心に質問する等、ロボットに興味を持たれた様子でした。来賓や報道の他に工業大学の学生、地域の中学校の技術の先生や、ロボット関係のスクールの方等が見学に来られ、市長始め地域の後押しがセミナーを成功させました。発表会は11月30日(土)同じHCI ROBOT CENTERで開催。泉大津市のゆるキャラ「おづみん」もきますよ!

 

 

大阪大会発表会 (HCI)

11月30日(土)

大阪、泉大津商工会議所の大ホールでは70名の参加者が集まり、大阪らしく笑いの多い発表会開催となりました。同じ商工会議所内のHCI ROBOT CENTERのセミナー&見学会には6校39名が参加し、その中から12名のアイデアが選ばれ、発表会に臨みました。テレビやラジオが各1社、プレスも4社が取材に駆けつけ、地域の注目度は大変高いものでした。当日は、応援の学生にも記念品を配る抽選会を行いましたが、泉大津のマスコットキャラクター「おづみん」も登場し、和やかに楽しく進行しました。審査の結果、中筋さんが最優秀賞(泉大津市長賞)を受賞し全国大会へ進出決定です。

 

 

北関東大会 (TeamCrossFA)

10月26日(土)「TeamCrossFA Smart Factory Conductor Labo (栃木県小山市)」

北関東大会は、Team Cross FAの運営により、栃木県小山市にあるSmart Factory Conductor Labo(通称スマラボ)にて開催され、6校から29名の学生さんが参加しました。学生さんたちは、産業用ロボットやロボットSIerの魅力を伝えるセミナーで講師の言葉に目を輝かせて聞き入っており、またスマラボでの見学会ではSmart Factoryの最新ソリューションを真剣に観察していました。スマラボの産業用ロボットをどのように活用し、どのような作業を行うかをレポートにまとめ、その中からユニークで優秀なアイデア8名を選出しています。11月16日(土)に、再びスマラボで発表会を行い、全国大会への進出者が決定しています。全国大会での最優秀賞を目指して準備をしています!

 

 

北関東大会発表会 (TeamCrossFA)

11月16日(土)」

栃木県のスマートファクトリーコンダクターラボでは、高校生、高専生29名の中からユニークかつ優秀な発想で8名が選出されており、発表会では8分のプレゼンテーションによる発表を行って頂きました。どのプレゼンテーションも、提案の着眼点が素晴らしいばかりでなく、内容も良く練られており、審査員7名を唸らせるものばかりでした。審査の結果、栃木県知事賞1名、小山市長賞1名、奨励賞6名が選出されました。そのなかで栃木県知事賞に選ばれた北山さんは国際ロボット展会場で開催される全国大会に出場します。全国大会でのプレゼンテーション、楽しみにしています。

 

 

東京大会 (髙丸工業)

11月2日(土)「髙丸工業 RTC東京(東京都太田区)

地方大会のスタートを切った髙丸工業は、大田区のロボットテクニカルセンター(RTC)東京でも地方大会を開催しました。東京大会では3校から34名の参加がありました。RTC東京には15台のロボットシステムを常設していますが、それらが一斉に動いてデモンストレーションを行う様子に、目をキラキラさせて見学している学生さんたちが大変印象的でした。中でも、湿式研磨機と組み合わせた10円玉磨きロボットは大人気で、学生さん自身の10円玉をピカピカに磨くため順番待ちが出来るほどの賑わいでした。書いてもらったレポートはどれも興味深いものばかりでしたが、その中から7名の楽しいアイデアを選出しましたので、11月30日(土)に同じRTC東京で発表会を行い、最優秀作を決定して全国大会を目指します。

 

 

東京大会発表会 (髙丸工業)

11月30日(土)

東京大田区のジーネット東京支社ビルに約30名が集まり、発表会が行われました。同ビルのRTC東京で行ったセミナー&見学会で提出したレポートを基に選出された7名が約8分間のプレゼンテーションを行いました。審査員には行政や外郭団体を始め、ロボットメーカーや商社の方も含まれており、アイデア・技術的な実現可能性・購買意欲をそそられるものなど、いろいろな側面から審査をした結果、大田区長賞を受賞した植木さんがこのアイデアで12月21日の全国大会を目指します!

 

 

南関東大会 (愛知産業)

11月9日(土)「愛知産業 さがみはらロボット導入支援センター(神奈川県相模原市)

地方大会の締めくくりは、神奈川県の愛知産業で開催し、7校23名の学生さんが参加しました。高校生の他、女子大の中等部の生徒さんも特別参加してもらいました。快晴に恵まれた当日、まずは「さがみはらロボット導入センター」で見学とセミナー後、「愛知産業」にバスで移動をし、海外の先端技術も合わせデモンストレーションを行いました。アンケート回答によると ①「産業用ロボットについて」⇒約9割がよく理解できた、②「ロボットへの興味について」⇒半数以上が、興味がわいた、との回答がありました。ロボットアイデア甲子園を通して、ものづくりに興味や関心をもっていただけたと思います。発表会は11月30(土)、愛知産業で開催します。あっと驚くアイデアを書類審査中です。

 

 

南関東大会発表会 (愛知産業)

11月30日(土)

神奈川県の愛知産業相模原事業所に39名の参加者が集まり、発表会が行われました。さがみはら産業創造センター等で行われたセミナー&見学会の1次審査通過者7名が8分間のプレゼンテーションを行いました。また、今回は特別発表として地域の中学生や引率の教諭によるプレゼンテーションも行い、大変盛り上がった発表会となりました。審査の結果、山梨県から参加した加藤さんが相模原市長賞を受賞し、全国大会に参加して最優秀賞を目指します!